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9月は「全国労働衛生週間」の準備期間です ~安全に働くために、今一度「健康」と「職場環境」を見直す~

9月に入りました。

暦の上では秋を迎えていますが、まだまだ暑さの厳しい日が続いています。

建設現場では屋外での作業も多く、気温や湿度、天候の変化など、その日の環境によって作業条件が大きく変わります。

夏のピークを越えたからといって油断することなく、引き続き熱中症対策を行うとともに、作業員一人ひとりの体調管理、安全な作業環境づくりを継続していくことが重要です。

そして、毎年10月1日から10月7日までは「全国労働衛生週間」、9月1日から9月30日まではその準備期間となっています。

令和8年度の全国労働衛生週間のスローガンは、

「ひとりひとりが貴重な人材 心も体も健やかに みんな生き生き健康職場」

です。

株式会社 弘組でも、この機会を日頃の安全管理や健康管理について改めて考える期間とし、現場で働く一人ひとりが安心して仕事に取り組める環境づくりを大切にしていきたいと考えています。

「安全」と「健康」は切り離せないもの

建設業において「安全第一」という言葉は、日常的に使われています。

ヘルメットや安全帯などの保護具を正しく使用すること、作業前にKY(危険予知)活動を行うこと、作業場所を整理整頓すること、作業手順を守ることなど、安全を守るために行うべきことは数多くあります。

しかし、設備やルールだけを整えても十分とはいえません。

作業をする本人の体調が悪ければ、いつもなら気付くことができる危険を見落としてしまったり、判断が遅れたりする可能性があります。

「昨日あまり眠れていない」
「少し体調が悪い」
「疲れが残っている」
「暑さで集中力が落ちている」

こうした小さな変化が、現場では思わぬ事故につながることがあります。

だからこそ私たちは、作業そのものの安全管理だけではなく、「人の健康を守ること」も安全管理の一つであると考えています。

9月も油断できない熱中症

9月になると、「夏が終わったから熱中症はもう大丈夫」と感じてしまいがちですが、建設現場では引き続き注意が必要です。

屋外作業では直射日光を受けるだけでなく、ヘルメットや作業着、安全装備などを着用した状態で身体を動かします。

そのため、気温だけでは判断せず、湿度や日差し、風通し、作業内容、作業時間、そして本人の体調などを含めて考える必要があります。

こまめな水分・塩分補給、適切な休憩、無理のない作業計画を心掛けることはもちろん、体調が悪い場合に「少し休みたい」「今日は体調が良くない」と言える環境も重要です。

無理をして作業を続けた結果、体調を大きく崩してしまっては意味がありません。

現場の工程ももちろん大切ですが、それ以上に大切なのは、働く人が無事に一日の仕事を終えて家に帰ることです。

「いつもやっている作業」だからこそ注意する

事故やケガは、特殊な作業をしている時だけに起こるものではありません。

むしろ、毎日行っている作業や、何度も経験している作業の中に危険が潜んでいることがあります。

「いつもやっているから大丈夫」

「これくらいなら大丈夫」

「少しだけだから大丈夫」

こうした慣れや自己判断が積み重なることで、本来行うべき安全確認が省略されてしまうことがあります。

現場の状況は毎日同じではありません。

作業する人、使用する工具や重機、周囲で行われている作業、天候、足元の状態など、さまざまな条件が変化します。

だからこそ、作業前の確認やKY活動、作業員同士の声掛けを「毎日のこと」として流すのではなく、その日の現場に合わせてしっかり行うことが大切です。

整理整頓も大切な安全活動

株式会社 弘組では、現場での整理整頓についても大切な安全活動の一つと考えています。

工具や材料が通路に置かれていれば、つまずきや転倒の原因になります。

必要なものと不要なものが混在していれば、作業効率が低下するだけでなく、緊急時の避難や対応にも影響する可能性があります。

整理・整頓・清掃・清潔・しつけの「5S」を意識し、作業終了時だけではなく、作業の途中でも身の回りを確認する習慣をつけることが重要です。

「後で片付ければいい」ではなく、

「使ったら戻す」
「不要なものは置かない」
「通路を塞がない」
「作業場所をきれいに保つ」

こうした一つひとつの行動が、安全で働きやすい現場につながっていきます。

声を掛け合える現場づくり

安全な現場をつくるためには、一人だけが注意していれば良いわけではありません。

元請会社様、協力業者様、職長、作業員など、現場に関わる全員が同じ方向を向いて安全に取り組むことが大切です。

危険な行動を見つけた時には声を掛ける。

体調が悪そうな人がいれば声を掛ける。

いつもと違う状況があれば周囲に伝える。

こうしたコミュニケーションも立派な安全活動です。

「自分の作業ではないから関係ない」ではなく、現場全体を見ながら、お互いに声を掛け合うことのできる環境をつくっていきたいと考えています。

また、立場や経験年数に関係なく、危険だと感じたことを言えることも重要です。

経験豊富な作業員だからこそ気付く危険もあれば、初めて現場に入った人だからこそ気付く違和感もあります。

一人ひとりの気付きや声掛けを大切にすることが、事故を未然に防ぐことにつながります。

心と身体、両方の健康を大切に

健康管理というと、身体の健康だけをイメージしがちですが、心の健康も同じように大切です。

仕事の忙しさや人間関係、家庭環境など、人それぞれさまざまな事情を抱えながら働いています。

疲労やストレスが蓄積すると、集中力や判断力の低下につながる場合もあります。

仕事を長く続けていくためには、「無理をすること」ではなく、「無理をし過ぎないこと」も必要です。

しっかり働き、しっかり休む。

体調が悪ければ早めに対応する。

周囲に相談できることは相談する。

当たり前のように感じることですが、この当たり前を継続することが、健康で安全に働くためにはとても重要だと考えています。

ご安全に!

建設業の仕事は、一人では完成させることができません。

現場で作業する人、管理する人、協力業者の皆様、資材を届けてくださる方々、そして工事にご理解・ご協力いただいている地域の皆様など、多くの方々の力によって一つの仕事が完成します。

その中でも、最も基本となるのが「安全」です。

どれだけ良い仕事ができても、事故やケガが起きてしまえば、本当の意味で良い現場だったとは言えません。

株式会社 弘組では、これからも安全を最優先とし、現場に関わる一人ひとりが安心して働くことのできる環境づくりに努めてまいります。

9月は全国労働衛生週間の準備期間です。

この機会に改めて日頃の作業方法、健康管理、職場環境を見直し、「いつものことだから」と流してしまっている部分がないか、一つひとつ確認していきたいと思います。

まだまだ残暑の厳しい日も続きます。

熱中症対策を継続するとともに、台風や急な天候の変化にも十分注意し、決して無理をせず、安全第一で作業を進めてまいります。

今月も株式会社 弘組一同、事故・災害ゼロを目指して取り組んでまいります。

皆様も体調管理には十分お気を付けください。

今月も一か月、

ご安全に!

株式会社 弘組